2016年09月06日

松高文化祭 紫薫の集い

9月5日に講師3人で松高の文化祭に行ってきました。

松高生の10人に1人は松明塾生なので、学校に行くとあちこちで生徒に会います。
誰も皆、教室とは違う表情をしていてとても新鮮です。

「みんな俺らの知らない顔を持ってるんだな〜」と思うと同時に、
「俺らも俺しか知らない顔を知ってるってことだな〜」とニヤニヤしたりします(笑)。

中でも一番「いつもと違う顔」を見せてくれるのが、応援団の面々です。

昨年までの「紫薫の集い」もよかったのですが、今年は1年生から付き合ってきている生徒たちが3年になり、主役を張るので格別です。

実は2014年の4月に塾を開校したとき、高校1年生の入塾第一号が応援団の生徒でした。

「応援団って塾通えるのか!?」

という会話から始まり、実際1年生のうちはお世辞にも「ちゃんと通えた」とは言い切れない感じでしたが、それでもよく頑張っていました。

もちろん平坦な道なわけもなく、途中で誰かが辞めそうになるのを励ましたり、援団を辞めて勉強したいと言う生徒に、

「本当に勉強に時間を使いたいなら、練習後のこの時間にまずはやれるだけやれ!

 時間がないときにやれない奴は、時間があってもやらね〜よ」

と叱り飛ばしたり。

何かそういう、色んな思い出まで混ざり合って、正直涙が止まらなかったです。

やっぱり、「真剣」とか「一生懸命」っていいよな〜。

かっこいい、すばらしい、美しい、すがすがしい…、何かそういう「プラスの形容詞」を全部混ぜ合わせたものを見たような感覚を与えてくれる。

「真剣」とか「一生懸命」にはそういう力があるように思います。

このまま「よかったよ!」といって終わりだと本当に気持ちよくて楽なのですが、残念ながら僕らの本番はこれからです。

受験には「合否」があります。頑張ったことが、「合格」という結果に必ずしも結びつかないことがあります。

でも、そんなのはどうでもいいことなのかもしれません。

塾の先生が言うべきことじゃないかもしれませんが、不合格は「残念」なことではあるけれど、「不幸」ではない(正直、すげ〜ドキドキしながらこの一文書いてますけども)。

文化祭の季節は、卒業生がよく遊びに来ます。その中には、もちろん第一志望に不合格だった生徒もいます。

もしも不合格が「不幸」なことならば、彼らにとってはうちの塾は「不幸の元凶」ですから、人生で最も近寄りたくない場所の一つでしょう。

でも、彼らはとびっきりの笑顔で遊びに来てくれます。

「大学、すっごい楽しいです!!!!!」

と色んな報告をくれます。

その度に僕らは、少しだけ救われた気持ちになります。

同時に、来年こそは全員を第一志望に合格させようと気持ちを新たにします。

生徒も講師も最後の勝負期間になりますが、彼らの見せてくれた「紫薫の集い」に負けないくらいの「真剣」「一生懸命」で頑張りたいと思います。

挫けそうなときは、彼らの真剣な姿を見て、またこの気持ちに戻ってこようと思います。




posted by たいまつ at 18:37| Comment(0) | 文化祭

2015年05月30日

定員と追加募集について。

松明塾は知名度もなく、規模も小さい町の小さな個人塾です。

私たちのような塾が地域の中で「価値」を感じていただくためには、100%サービス内容で勝負するしかありません。

それは成績を上げることであり、志望校に合格させることです。

入塾時の成績の善し悪しに関わらず、お預かりしたからには必ず生徒全員の成績を上げる。非常にシンプルですが、塾の「本道」です。少子化の時代にあえて塾をやるからには、私たちはこの「本道」を突き進む塾でありたいと思っています。

 一方で、それは非常に手間と時間のかかることでもあります。単に決まった時間の「授業」を行い、子どもたちからの質問に答えているだけでは到底うまくいきません。お金を払って授業を受けたらその分だけ成績が上がる。もしもそんな「気楽な仕事」であれば、私はこの仕事を選ばなかったかもしれません。


成績を上げるためには、子どもたち自身の成長が必要です。ちょっと教えられたくらいではなかなか自分ではできるようにならない。スポーツや料理で考えれば当たり前のことです。勉強も同じです。

何度もやり直しをするのはきっと生徒にとって苦痛なことでしょう。それを乗り越えるための精神的な強さを鍛えねばなりません。

部活でクタクタになった後に1時間も2時間も勉強するのは本当に大変でしょう。それを乗り越えられる「体力」を培わねばなりません。

1つの問題を答えがでるまで考え続けるのは、重い荷物を長時間持ち続けるかのような苦労があるでしょう。それを実現する「思考の持続力」を鍛えねばなりません。


生徒の成績を伸ばすことは、授業をすることではなく、こういった「生徒が1つ上のステージに進むために必要な要素」を全方位から鍛え上げることだと私たちは考えます。そのためには、どうしても手間と時間が必要です。


この手間と時間をかけるために、誠に不本意ながら生徒の数を限定させていただいているのが実情です。

たくさんのお問合せをいただく度に、お断りを申し上げることに不甲斐なさを感じます。しかしここで売上に走ってしまったら、私たちはつまらない「本道から外れた塾」の仲間入りをすることになります。

それは自分たちの人生を汚すことであり、また松明塾が、本当に何もない、ただただやる気だけの塾だった頃から通ってくれている生徒を裏切ることでもあります。

校門前でビラをまいても全然問合せがなかった、ビラを道ばたに捨てられた頃から通ってくれている生徒たち。

いまの松明塾があるのは、この子たちのお陰です。この子たちだけは、何があっても裏切ることはできません。


 そこでお願いがあります。もしも私たちの塾に魅力を感じていただけるのであれば、私たちが生徒をしっかりと鍛え上げるまでのお時間をください。

生徒は鍛えれば鍛えるほどに、「自分でできること」が増えていきます。最初は手取り足取りだったひよっこたちが、自分で考え、自分で悩み、自分で解決できるようになっていきます。教育の理想は、講師が不要になることです。誰の手を借りずとも、自分で自分の問題を解決できることです。そして、それはまた難関大合格という極めて現実的な成果のために必要なことでもあります。

 こういったことが実現の方向に向かい、私たちが新しい生徒を受け入れる準備ができ次第、追加の募集をかけさせていただきます。それがいつ頃になるのかは、残念ながらお約束も明言もできません。人の成長というのは、経験者が安易に「予測」できるようなものではないからです。

しかし、1人でも多くの生徒を受け入れられるよう、生徒を鍛え、自分たちの幅を広げる努力を続けることは必ずお約束致します。もしお待ちいただけるようであれば、下記のフォームより「追加募集待ち」のお申し込みをお願いします。「追加募集希望」と記載いただいた方宛に、追加募集開始の際にメールにてご連絡をさせていただきます。

https://taimatsu.sakura.ne.jp/shiryouseikyu.php

 せっかく興味を持って当HPをご覧いただいたにも関わらず、いますぐお力になれず本当に申し訳ございません。私たちの実情と意図に深いご理解をいただければ幸いです。


塾長 草薙


タグ:追加募集
posted by たいまつ at 22:19| Comment(0) | 生徒募集について

2015年03月14日

偶然がくれたご褒美

ようやく受験が一通り完了し、教室は次の1年の勢いに包まれてきました。

この1週間で一気に生徒が増えたので、とにかく目まぐるしい毎日を送っています。

新規の生徒が増えると一気に仕事が増えます。

実力確認、カリキュラムの作成、勉強姿勢の観察とそこから見えてくる「伸びない原因」の修正。

1人、2人でも結構手間暇をかけねばならないのに、一気に10人以上増えてしまったので本当にてんてこまいです。

そんな中、今日はある意味で「この1年の本当の締めくくり」である、高校の卒業式でした。

まだ教室すら満足に準備できていない松明塾に入塾を決めてくれた3年生たち。

この子たちには一生頭が上がりません。感謝しかありません。

本当は卒業式に出席して、旅立ちを見送りたいくらいの子たちです。

そんな気持ちでいたところに、うれしい「偶然」がありました。

松山高校の校長先生から教室にお電話をいただいたんです。

先日配ったうちの塾のDMが道に捨てられていたので、それを拾われたとのことでした。

お叱りのお電話かと思いきや、

「失礼ながら中身を読ませていただいたところ、その内容がとてもよかったので、『ある塾の塾長の話』として、卒業式の式辞で話したいので許可をいただきたい」

とのこと。

びっくりしました。

とてもうれしくて涙が出てきました。

自分は卒業式には出られないけれど、自分の想いを卒業式の場で生徒たちに伝えてもらえる。

この1年間のご褒美をもらえたような気がしました。

銀行に寄った帰り道、偶然出会った卒業生が、

「先生の話してましたよ」

と笑顔で伝えてくれた瞬間、この1年間が本当に終わった実感が出てきました。

この1年は、生徒に成長させてもらった1年。

生徒と一緒に塾を作り上げてきた1年。

今年第一志望に合格した生徒たちは、僕らの指導ではなく、自分たちの努力で合格を勝ち取りました。

この1年、本当によく頑張った。合格おめでとう。

残念ながら第一志望に合格できなかった生徒たちは、僕らの指導の至らなさのせいで不合格になりました。

本当にすまん。せっかくうちの塾を信じて頑張ってくれたのに、合格させてやれなくて、本当にすまん。

反省が山ほどある。

やり直したいことが山ほどある。

もちろん時間は戻りません。

だから、僕らがそれを活かすのは彼らではなく、次の生徒たちです。

もちろん、それを次に活かしたところで生徒の結果は変わりません。僕らの自己満足でしょう。

でも、そう思ってもやはり僕は生徒たちにお礼を言いたい。

君たちのお陰で、次の1年、松明塾は一歩質の高い指導を後輩たちに提供することができます。

この1年、本当に頑張ってくれてありがとう。

ダメなところがいっぱいある松明塾を信じてくれてありがとう。

僕らのダメなところを教えてくれてありがとう。

後輩たちの指導がよくなるヒントをくれてありがとう。

第一志望に合格した子も、不合格だった子も、全員が本当に頑張ってくれた。

本当にありがとう。

そして、

卒業おめでとう。

君たちの更なる成長と飛躍を、東松山にて心から期待しています。

posted by たいまつ at 00:05| Comment(0) | 日記